部屋が片づけられない人が決めるべきルール
部屋がなかなか片づけられない人がいます。掃除をしようと心に決めていたとしても、気がついたら時間が過ぎていてなかなか部屋が綺麗になりません。ですが、そのような人も汚い部屋が好きなわけではないでしょう。どうにかして綺麗な部屋にしようという気持ちはあるはずです。ただ、掃除ができないと悩んでいる人もいます。
では、ルールを決めてみてください。一般的には片付けのルールを作るのですが、閉まっておく場所を設置したり、スケジュール帳などを活用してこの日は掃除をしようという具合です。それでも断捨離ができない人も珍しくありません。不要な物を捨てるには、捨てる物の基準を設定する必要があります。いつか使うかもしれないと思うから捨てられないのです。断捨離は、不要な物ルールを設定することで簡単に行うことができるのです。
例えば、片付けは二日に一度しようとスケジュール的に決めるとします。でしたら、その日に何個の物を捨てるかを決めるのです。個数だけでなく、一ヶ月使っていないものは捨てるという基準を設けても良いでしょう。具体的な数値にしましょう。個数や期間を設定するには、必ず数値を用います。数字には感情的な部分が少ないため、ルールを設定するときには必ず数を設定するほうが良いです。
物を捨てることができるようになれば、次に必要な物を閉まっておく場所を考えましょう。綺麗な部屋にするためには、均等間隔で物を配置することをおすすめします。数センチ間隔、数ミリ間隔など細かくする必要はありません。大雑把にこのくらいの均等間隔という感じで大丈夫です。飲食店などが忙しいのにいつも清潔に保たれているように見えるのは、同じものが均等間隔で配置されているからです。
断捨離ができるようになり、同じ間隔で物を配置させることができるようになると、それを維持するためのスケジュールを確認して置いてください。一週間に一度は見直すようにしておきましょう。ご自身の家であれば、毎日行う必要はないかもしれません。ですが、できるだけ短い期間に何度も生活を見直すことが最も大切です。
きれいにしてもどうせ汚れるというのはいけません。どうせ汚れるけれども綺麗にするという風に気持ちをもっていけるようになれば、もう部屋は綺麗なまま維持されるでしょう。片づけが苦手という人は、片づけられないのではありません。綺麗にしようと思う気持ちはあるはずです。ご自身の身体を動かすために、ルールを決めて少しずつ実践してみてください。